予告通り 2010年09月30日 イベント 0 誰が望むかは知りませんが、絵の描き方…というより、私はこんな感じで描いてます的なページが一つくらいあってもいいかな~って思いつきではじめました題して、「濡れた絵の描き方?線画編」ぶっちゃけ、こんなん晒しておいても意味はないかもしれないですが自分が一応、戻ってこれる、いわば目印的なハウツー記事を書いておくのも楽しいかな~って程度ですんで、物好きな方だけ眺めていただければ幸いです環境:ノートPCにXP、mem2G、celeron540、外部出力モニタをアナログ接続 WacomIntuos4A5サイズ、付属の太いペン軸使用 SAIver1.0.11、まずは下書き(ラフ)から 適当に、頭に浮かんだままのものを、出来る限り正確に写し取るような感覚で、人物の輪郭から表情、髪、身体、手足の順番に描いていく。途中手や足を強調したい場合や、極端にパースをつける場合はその限りではない。ポーズや資料はあんまり見ない。なので結構バランスとかは適当。参考にするといけないと思います。 で、出来たのが上の絵。鍵を探して海?に飛び込んで、ほら、あったよー!的な場面を想像。全体を何となく描いた後、選択ペンツール+移動で頭や身体、手の大きさを、何となく整える。コツ?かどうかはわからないけれど、感覚的には自分の身体の頭とか腕の長さの比を、そのまま参考にしているような感じ+頭を大きく、大体6.5等身から7.5等身くらいを目安に描く。 拡大図。拡大すればわかる通り、最大濃度を抑えた黒鉛筆で下書きを行っている。全体の形が大体取れたら、その後細かいところを適当に修正する。あんまり描き込むと、わけがわからなくなるのでほどほどにしておくのがコツ? 使ったツールの設定。同じ名前のものが上にもあるが、そちらの方は濃度60で輪郭を固くしてあるため、もっとくっきりと下書きが出来る。鉛筆風の絵も描ける。※ツールの設定は結構個人の差があるので、そこらへんは自由に自分の描きやすいものを探した方がいいかもしれません。 先程のレイヤーの濃度を大体30%くらいに下げ、さらに上に下書き(仕上げ)を行う。このとき、視点をぐるぐる動かしたとしても、SAIはそれほど画像が荒くならないので凄く描きやすい。まだ下書きなので、のびのび描く。あと細かいところは出来るだけ正確に描いておくと後が楽に。下絵に縛られず、どんどん良いと思ったように変えていくと良いような…ダメなような…。 下書き(仕上げ)完成。前とは表情が結構変わった。よりシンプルに線を選んでいくようにすると良い?中々最初のラフの良さを生かしきれないのが課題。 同じレイヤに、濃いめの鉛筆ではっきり線がわかるように描き込んでいく。描き込む箇所は、大体、ペン入れをする時ペンが太くなる所や、目や口など表情の所。これもあんまり描き込みすぎるとぐちゃぐちゃになるのでホドホドにしておく。あと、線画に反映するところだけ描いていく。例えば頬の赤みや、雫など、線画を描かない所は無視しておく。こうすることによって、よりすっきりした画面で、迷いなく本書きが出来るような気がする。 で、出来たのが上の絵。やっぱり雰囲気が乗らないので雫とか濡れてる表現を付けてみる。こうすることによってモチベ―ジョンが高まる(ぉぃ。表情は納得するまで描くしかないのかも。上手い人は一発でババっと描いちゃうけど、まだまだそんなことは無理。でも悩んであれこれ下書きしてる時が一番楽しいかも。色塗りも好きだけど、下書きとか落書きの方がもっと好きだし、なにより楽だし。 反転させてバランスを見ながら、画面の良いところに配置する。黄金比、とか考えてみるけど、結局は感覚と、描きたいところが真ん中になってしまうような気がする。画面構成の勉強も必要。でもそうすると濡れた服が描けないんだよなぁ~…。 一番最初に描いたラフとの比較。こんだけ動いてる。 そして次からペン入れです。つづくっとまあ、こんな感じのものを、明日も書ければいいなぁ~因みにこの絵、まだ仕上がってません(ぉぃ全然、濡れた絵の描き方じゃなかったね…orz PR